妻がアスペルガーかもしれない夫の海外生活日記。

妻との過去の出来事や日々の出来事を記していきます。

気分転換の話

こんにちは。

世間では仕事初めですが、未だに世間から置いていかれています。

十分に休養して、精神的に早く回復したいのですが、ずっとひとりで家に閉じこもっていると、回復するどころかどんどん塞ぎ込んでしまいます。

 

アメリカ滞在中は、週2でランニングと筋トレをしていました。適度な運動と体型維持を目的に、健康維持を目的としてアパート付帯のジムを利用していました。

日本に帰国中はそれもなくなってしまったため、元気があるときは近くの山へハイキングに出かけています。5~6キロ程度歩くことができ、帰宅後には自重トレーニングができるくらいに気持ちが前向きになります。

 

日光を浴びることは大切、と言われていますが、今回それを身をもって体験しています。外に出て少しでも体を動かすと、頭の中のもやもやもすっきりする気がします。

妻はアメリカ滞在中、基本的にアパートにおり、自分から外に出ることをしませんでした。今回、日光を浴びたときと引きこもっているときの差を身をもって感じていますが、こういったことも、少なからず妻の心身への負担になっていたのだと思います。

 

依存されていた今までは、妻をひとりにすることが私へもストレスとなっていました。

離れて暮らすことが妻の依存先を制限してしまうため、妻の不安定になる感情が私の大きな負担となり、遠方のためそれを十分にケアすることもできず、互いに疲弊してしまうことが多くありました。今回の海外赴任はそれを避けるために帯同を選択しましたが、彼女が私に依存する必要がなくなり、距離を置くことに問題がなくなるのであれば、私自身の負担も大幅に減り、それぞれのやりたいことを満喫できるのではないかと、前向きに考えられるようになってきています。

今はとにかく、早くアメリカに戻って仕事を再開し、現地の同僚にすぐにでも会いたいと考えられるようになりました。今回の日本滞在期間の延長は、自分自身の問題ではなかったため、やり残しや現地への未練がまだまだあります。

 

常に一緒にいることだけが夫婦ではないと思いますし、いざというときに寄り添える場所がある、帰る場所があるということに、家族としての価値があると思っています。

果たして、彼女がどう考えているのかは、今はまだ怖くて聞けません。

彼女の中では夫婦は「恋人の延長」であり、そうでなければ「友達」となり、おそらく「結婚」か「離婚」の白か黒しか存在しないのかもしれません。

 

家族とは、家庭とは、夫婦とはなんなのか、価値観は人それぞれですが、それもまた人生でしょう。なるようにしかなりませんし、今は自分を大切にしたいと思います。