妻がアスペルガーかもしれない夫の海外生活日記。

妻との過去の出来事や日々の出来事を記していきます。

独り言が多い話

こんにちは。

誰しも、ひとりでいるときや周りを気にする必要がないとき、ひとりごとをつぶやいて気を紛らわせたり、歌を口ずさんで気分転換することがあると思います。

しかし、誰かが聞いていたり、同じ空間に誰かがいたりすると、相手を気にしてこういった行動は控えることも多いのではないでしょうか。

 

先日の記事でも書きましたが、妻には共感する能力が備わっていないようで、自分の振る舞いが相手にどう映るのか、イメージができていません。

結果、イヤホンやヘッドホンをしたまま周りを気にせず大声で歌ったり、ヘッドホンをしたまま話す際の声量をコントロールできなかったり(妻には自分の声が聞こえにくいため声が大きくなる)、思ったことをそのまま口にしたりします。

特に、思ったことをそのまま口にするのは、私に話しかけているでもなく、考えたこと、思ったことを本当にそのまま口にします。

そもそも情報処理が苦手で、意図しないことが起きた際の臨機応変な対応が苦手であるため、インターネットでの手続きや作業をしている際、うまくいかない苛立ちや「なぜできないのか」といった、私にとってはつぶやく必要性のないことを延々と話し続けます。

 

私にとって、できないことを「できない」と呟くことは全く意味のない行為に写ってしまい、なぜ解決策を考えられないのか、と思ってしまいます。

そもそも、予期せぬことが起きている時点でそれに対処することができず、なかばパニックのような状態になっており、その対応を考えるという選択肢がないのだと理解していますが、その状況に慣れることができません。

せめて黙っていてくれれば…と思うのですが、それも難しいのでしょう。そこで「良かれと思って」アドバイスをしようものなら、自分のルールを貫き通すために一蹴され、余計に私がつらい思いをすることになります。

 

「良かれと思って」を汲んでもらえず、思い通りにならずに苛々され、独り言を延々とつぶやかれるのは、どうしてもストレスを感じざるを得ません。

今はただ、仕方がないことと自分に言い聞かせ、耐えるしかないのかと思ってしまいます。