買い物の話
こんにちは。
買い物をするときに、買うものリストを作成する方も多いと思います。妻もそのひとりでした。
いつものスーパーでの売り場の配置は基本的に変わることがなく、だいたいいつも同じ場所に同じものがあると考えていいはずです。このことから、私が買い物をするときには、リストの順番に関わらず、なるべく最短のルートで効率よく回ろうと考えてしまいます。一筆書きで入り口からレジまで行けるように、カートに商品を入れる順番を考えます。
しかし、妻は違うようでした。リストを見ながら、リストに書いてある順番通りに商品を取りに行くため、行ったり来たりを繰り返します。
効率よく回ろうとするのではなく、リストの順番に回ることがルールであり、それに従わないとリストにあるものを買い忘れたり、不機嫌になったりしました。
アメリカにいるときに限らず、日本にいるときからずっと、この傾向は変わらないため、なぜ意味もなく同じところを往復するのか、理解できずに苛々することが多くありました。
しかし、自分のルールに従うことが重要であり、そもそも「効率よく回る」という概念がないのであれば、それは仕方のないことだと思います。
許容できない自分の器が小さいのでは、と感じたり、些細なことで苛立ってしまう自分に嫌気がさしたり、未だに自分を責めることが多くあります。
買い物リストを共有する、どうしたら効率よく買い物ができるか提案するなど、お互いに納得できる方法を考えていこうと思います。